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地震対策−飛散防止フィルムの効果、耐久、施工などについてよくある質問


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耐震/安全対策フィルム(スコッチティント/Scotchtint 飛散防止フィルム)

よくある質問

窓ガラスフィルムを貼ることで、ガラスが割れにくくなりますか?
窓ガラスフィルムは、ガラスが割れたときに起こる破片の飛散や落下といった2次災害を防いだり、アーケードなど空間上部に設置されているガラス面を、落下物等が貫通する事態を防いだりするためのものです。施工したからといってガラス自体の強度が高まり、ガラスが割れなくなるというわけではありません。
窓ガラスフィルムの耐久年数は、およそどのくらいですか?
垂直ガラスに使用した場合、内貼りなら約10年、外貼りなら約7年がだいたいの目安となります。内貼り施工後10年以上経過した窓ガラスフィルムについては、フィルムの貼り替えを推奨しています。また、施工した環境によって耐久年数は異なる場合があり、弊社取扱い製品の中には10年以上の耐久実績を持つものもあります。
フィルムのガラス飛散防止効果について、データ面での確かな裏付けはあるのですか?
あります。基本的にほとんどの製品が「JIS A 5759規格」に基づく各種検証試験をクリアしています。その中には「爆発によるガラス飛散防止試験」といったテストも含まれています。
「JIS A 5759規格」に基づく試験とは、具体的にはどのようなものですか?
人体や物体がガラス面に衝突した場合の安全性に関する「A法(衝撃破壊試験)」と、地震などによりはめ込んでいたガラスが歪んだ場合の安全性に関する「B法(層間変位破壊試験)」があります。
どのようなガラスにも、窓ガラスフィルムを施工することは可能ですか?
特殊な場合を除いて、一般的な透明ガラスにはフィルムを貼ることができます。ただし、網入り・線入りガラスの場合、熱割れの危険性から貼ることができないケースがあります。ご希望の方には熱割れ計算をいたします。詳しくは当社までお問合せください。
網入り・線入りガラスにも貼ることができる窓ガラスフィルムはありますか?
ガラスの大きさや方位などにより異なりますが、施工可能なフィルムもあります。窓ガラスフィルム選定の際に、別途弊社までお問い合わせください。
ガラスの寸法はどのように測ればよいのでしょうか?
一般的にはアルミサッシの内側の寸法を測ります。窓ガラスフィルム施工の際には、現場お見積りの際に施工店の者が採寸いたしますので、ご安心ください。
施工する前の準備はどの程度しておけばよいのでしょうか?
作業をするうえで、施工するガラス面の周辺に約1mのスペースが必要です。重たい物、大きな物、高価な物などは事前に移動していただきますと、施工作業がスムーズに進行することができます。
周辺の家具などが汚れたりする心配はありませんか?
あまり問題はありません。窓ガラスフィルムの施工には、ガラスの清掃時とフィルムの貼付時に水を使用、その他にスプレーを使用するだけです。
手の届かない高い所はどうやって施工するのですか?
3m程度までの箇所ならば脚立を使って施工します。それ以上の高所には専用の足場を用意して施工しますので、別途費用がかかります。この場合には現場お見積り時にご相談させていただきます。
窓ガラスフィルムはガラスの内側に貼るのですか、外側に貼るのですか?
窓ガラスフィルムはガラスの内側に貼るのが基本です。ただし何かの条件によって、やむを得ず外側に貼るケースもあります。その場合は外貼りタイプのフィルムを使用して施工いたします。
フィルム施工の仕上がり品質は大丈夫ですか?
弊社では責任施工を実施していますので、ご安心ください。
施工する前の状態に戻したい場合、フィルムをはがすことはできますか?
完全接着した状態のフィルムをはがすことは困難ですが、基本的には可能です。耐用年数にともなう貼り替えなど、はがす必要が生じた際にはご相談ください。
自分でフィルムを貼りたい場合、材料だけの販売はしてくれますか?
申し訳ございません。弊社ではフィルムのみの販売は承っておりません。
窓ガラスフィルムは、ポリカーボネートやアクリルにも貼れますか?
ポリカーボネートやアクリルへの窓ガラスフィルム貼付は、お奨めいたしません。一般にポリカーボネートやアクリルなどの基材は、製品中に微量の未反応物質や水分などが残留していて、これらが時間の経過につれて気体(アウトガス)となって出て来ます。窓ガラスフィルムを貼付した場合、この気体が基材とフィルムの間で気泡になり、フィルムの膨れや剥がれの原因になります(一般的にはアクリルよりポリカーボネートの方が気泡の発生がより多いとされています)。
また、これらの基材は気温変動や日射熱で暖められた場合の寸法変動が、窓ガラスフィルムよりも大きいので、時が経つうちに窓ガラスフィルムを浮き上がらせることになる場合があります。
素人でも貼れますか?
一般的で比較的小さな窓ガラスであれば、初めての方でも可能です。ただ、大きな一枚ガラスなどになると気泡が抜きにくく、しわができやすくなりますのでお奨めいたしません。きれいで確実な仕上がりをお望みでしたら弊社へご依頼ください。
ガラスフィルム施工後の清掃はどうすればいいですか?
スポンジ等の表面が柔らかいものを使用し、強くこすらないように一定方向に水洗いしてください。乾拭きはしないでください(ブラシ、研磨剤、研磨剤の入ったスポンジ等は使用しないでください)。汚れが特にひどい場合は中性洗剤を使用してください。
窓ガラスフィルムを施工した後に注意することはありますか?
貼付後しばらくの間は、フィルムの一部に白い濁りが現われたり、外の景色がぼやけて見える場合があります。また、部分的なくもりや水泡が見られる場合もありますが、いずれも施工時の水分が完全に乾燥するときれいになります。乾燥する期間の目安は、飛散防止フィルムが夏期:1週間程度/冬季:1ヶ月程度、日照調整フィルムが夏期:1ヶ月程度/冬季:3ヶ月程度です。

2005年9月21日(水)、福岡国際センターにて「飛散防止フィルム」をはじめとする製品の安全性能を体感する公開実験が行われました。詳しいレポートは、こちらからご参照ください。実験の様子を動画でもご紹介しています。

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