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生活を守る、という基本に立ち社会に役立つ開発と取り組みを目指す 株式会社コラボ 代表取締役 桑原明夫

はじめまして

リニューアル公開にあたり

昨今、「人間は自然の前では、なんて無力なものなのか」と痛感させられます。
私にもまもなく3歳になる娘がおりますが、自然災害が発生した時に本当に家族を守ってやれるものなのか、疑問を感じられずにはいられません。昨年の猛威を 振るった台風の時には近隣道路が水没し、生活道路も途絶え、停電も丸一日続き、マンションに住む私にとっては本当に無力さを感じずにはいられませんでし た。

ここ1年の間に大地震発生が相次いでいます。今年3月の福岡県西方沖地震(M7.0)、昨年10月の新潟県中越地震(M6.8)は、大きな被害をもたらしました。世界的に見ればインド洋スマトラ沖地震も記憶に新しいところです。思い起こすと10年前の阪神・淡路大震災(M7.2)や平成12年10月鳥取県西部地震(M7.3)、平成13年3月安芸灘芸予地震(M6.7)、平成15年5月宮城県沖地震(M7.1)、同年9月北海道十勝沖地震(M8.0)など、日本では頻繁に大地震が起こっているのです。被災地の方には大変失礼ですが、平成15年12月に内閣総理大臣によって指定された東南海・南海地震防災対策推進地域とは異なった地域でも地震が発生しており、昨今は油断のならない状況が続いています。被災されたご関係者の皆様には心からお見舞い申し上げます。

住まいの安全チェックは大丈夫ですか?
地震発生時に抱える不安といえば、最も多い回答は「火災」だそうです。住まいは倒壊しなくても、家屋の内から家族を襲います。周囲の家屋からの延焼もありえる火災は、地震同様に恐ろしい二次災害といえます。電気・ガス・水道などのライフライン途絶や、家具・什器などの転倒・落下、情報通信網の混乱なども上位に挙げられるそうです。多種多様な自然災害の中でも、こういった被害の大きさ・深刻さは地震における被害の特徴といえます。
地震の大きな揺れは、長くても1分程度で収まるといわれています。あわてて外へ飛び出すと瓦や窓ガラス、看板などが落ちてきてケガをする場合があります。これらも二次災害です。非難経路など安全確認は出来ていますか? 揺れている時は、落ちてくる物や倒れてくる物から身を守ることが大切です。まず自分を守ることを心掛けたいと思います。

  1. 火災の事前防止
  2. 家具・什器等の転倒危険防止
  3. ガラス飛散の危険防止

ただできること、やるべきこと、考えられることは改めて事前に対策することを推奨します。
我が家では万が一の時の広域避難場所以外にも、非難場所・再会場所を決めてあります。
「もしも」はいつ来るかわかりませんから…

このような取り組みを考えていけば、まだまだやらなければならないことが多くあることが分かります。弊社ではこれから自分自身の生活を守ることを基本に、社会に役立つ、自然災害にも有効な対策方法を開発・取り組んでいきたいと思います。