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地球温暖化対策 - データで見る、日照調整フィルムのチカラ


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日照調整フィルム(スコッチティント/Scotchtint 日照調整「断熱」フィルム)

エアコン効率を向上させる、2つのキーワード

熱は温度の高いところから低いところへと流れる自然の原理を持っています。これによって、夏にせっかく冷やした室内の冷気に誘われて、外の熱気が窓ガラスや壁を通って室内に入ってきます。この熱の侵入をどれだけ抑えることができるか、それを数値で表したのが「遮蔽係数」です。一方、冬場に暖かくした室内の暖気は、外の冷気に誘われて逃げ出してしまいます。逃げ出す熱の移動を数値化したのが「熱貫流率」と呼ばれます。このふたつの数値は、無駄な電力消費を抑え、効率よく室内環境を整えるうえで重要な数値なのです。

遮蔽係数の定義

日射熱を遮ぎる効率が「遮蔽係数」です。
3mm厚の透明板ガラスの遮蔽係数を「1」として、それより数値が小さいほど日射熱をよく遮るので、省エネルギー効果が高くなります。

遮蔽係数の定義

日射を遮蔽する

熱貫流率の定義

熱貫流率の定義

内外の温度差を1℃とした場合に、面積1m2 あたり1時間にどれだけの熱が流れるかを示す数値が「熱貫流率」です。
数値が低いほど、熱が逃げ出す量が少ないことになり、暖房効率/省エネルギー効果が上がります。

熱貫流率(K値)=w/m2k

W/m2K = 約0.86kcal/m2h℃
1kcal/m2h℃ = 約1.16W/m2K

 
日照調整「断熱」フィルムの遮蔽係数

スコッチティント/scotchtint 日照調整「断熱」フィルムは、一般的な熱線反射ガラスと同等以上の遮蔽係数を持ちます。中でも「シルバー15AR」、「不透明」などは、日射熱の遮蔽に特に優れていることがわかります。

名称 製品番号 遮蔽係数
透明板ガラス 3mm 厚 1
熱線反射ガラス   約 0.7〜約 0.5
シルバー18AR RE18SIAR 0.3
シルバー15AR RE15SIARX* 0.24
アンバー35LE LE35AMAR 0.31

*外貼可

日照調整「断熱」フィルムの熱貫流率

スコッチティント/scotchtint 日照調整「断熱」フィルムには、熱貫流率を小さくする製品があります。
特に「アンバー35LE」は、JIS A5759 C1 で定められている熱貫流率 5.1W/m2K 未満の性能を持ち、熱貫流を抑える効果に優れていることがわかります。

名称 製品番号 熱貫流率
透明板ガラス 6mm 厚 5.8
シルバー18AR RE18SIAR 5.3
アンバー35LE LE35AMAR 4.5
ライトニッケル50 RE50NIAR 5.4
透明断熱 WH72CLAR 5.5
ピュアリフレ RE80CLIS 5.6

※上記は製品の一部です。日照調整「断熱」フィルムの製品ラインアップはこちらをご参照ください。
※数値は3M社による実験値であり、保証値ではありません。

スコッチティント/Scotchtint 日照調整断熱フィルムに関するお問い合わせ